ゼンタングルとは、2003年にアメリカでリック・ロバーツ氏とマリア・トーマス氏が開発したアートメソッドです。緻密で複雑に見えるゼンタングルの模様ですが、実はメソッドの通りにドット・ライン・S字カーブ・Cカーブ・丸を組み合わせて描いていくだけでできあがるので、これまでに絵を描いたことがないという方でも、簡単に綺麗なアートを描き上げることができます。「i・s・o・c」の文字が書ける方であれば、誰でも描くことができるのがゼンタングルです。
最近は、コロナ禍ということもあり、部屋の中、一人で過ごす時間が増えたという方も多いかもしれません。そんな方にもスキマ時間で簡単に始められる趣味としてもおすすめなのが、ゼンタングルなのです。魅力的な作品を自らの手で生み出しながら、漠然とした不安や落ち込み、イライラを解消できるゼンタングルを新しい趣味として始めてみませんか?まずはLINEで友だち登録してゼンタングル講座を体験してみましょう。
5cm四方の画用紙、もしくはコピー用紙でもメモ用紙でもかまいませんのでご用意ください。
ペンは、サインペンが一番描きやすいですが、なければボールペンでもかまいません。あとは鉛筆と擦筆(さっぴつ)ですが、なかなか手に入らないので綿棒でも大丈夫です。
ノートが広げられるぐらい片付いた場所があれば、すぐにでも描くことができます。(i・o・c・sが描ける人なら誰でも簡単に2~30分で書けます)
絵を描いた経験のない方でも
簡単にチャレンジできるゼンタングル。
まずはLINEで友だち登録して
ゼンタングル講座を体験してみませんか?
優しい言葉に癒されました。
ゼンタングルに興味があり、今までは本などを見て書いていました。この度動画を拝見させていただき、先生の優しい言葉に癒され、もっとゼンタングルを好きになりました。サンキューカードはとても参考になりました。作ってみたいと思います。ありがとうございました。
楽しく描けて
スッキリしました。
楽しく描けました。小さい頃に落書きで描いていた様な模様を思い出し、先生とは違うサンキューカードが出来上がりました。私も絵を描く事にちょっと煮詰まっていましたので、何だかとてもスッキリしました。
絵心の無い私でも
描けちゃいました。
はじめ見本のカードを拝見した時には、こんなに複雑なデザインを描けるのかと思いました。全体や出来上がりを考えずに、一本一本、加えていき、最後に全体を見てびっくり。素敵なカードデザインができていました。ありがとうございました。
最高のセラピーです。
はじめは上手くできなかったけど、何度か描くうちに綺麗な線が描けるようになりました。集中して描いていると、どんどん肩に力が入ってしまうんですが、先生の声を聴きながら描くと不思議と力が抜けてゆったりした気持ちで描けます。最高のセラピーです。
受講者の体験談
ゼンタングルは、動画を見ながら先生のリードに従って
ペンを走らせていくだけで、素敵な自分だけの1枚を描くことができます。
描いていると自然に「今ここ」に集中できるので、
不安やモヤモヤがすっきりしたと感じられる方が多いようです。
絵を描いた経験のない方でも簡単にチャレンジできるゼンタングル。
まずはLINEで友だち登録してゼンタングル講座を体験してみませんか?
監修・講師:ふるはし 美鳥
国内外でたくさんの方にゼンタングルの楽しさをお伝えしています。
ここまでお読みいただきありがとうございます。私がゼンタングルを始めたきっかけの一つは、ガンの治療で入院していたことです。
肺腺ガンステージ3B、5年生存率20%の告知を受けました。リアルに「死ぬかもしれない」と思ったのは初めてでした。治療のために8回入退院を繰り返しました。入院中、患者同士のおしゃべりの中でどんどん暗い話題になったり、悲観的な情報をネットで拾ってきて悲しい気持ちになったり、そういうことがしんどかったので絵を描いて過ごしていました。すると、描いている間は気持ちが楽になって、入院中もさほど落ち込むことなく治療に向き合うことができました。外から隔離されて『患者』として過ごす毎日では、それまでの日常のささやかな自分らしさ(今日何を着ようとか、スーパーで買い物しようかな、何を選ぼうかなとか、そんな小さなこと)もなくなって、気分がふさいでしまいますが、そんな中でアートは自分が自分でいられる世界を心のなかに広げてくれていました。誰にも、病気にも奪い取られない豊かさがそこにはありました。自分の中にそういう世界がある、という安心感は日々の治療に前みきに取り組んで生きていく自信になりました。アートにはそんな力があります。ですから、つらい状況にある方、みんなにアートの力を手にして明るい気持ちで生きていってほしいんです。ゼンタングルに巡り合って「つらい状況にある人に楽しい時間を持ってもらう」「自信を持って生きてもらう」それが出来るようになりました。私がゼンタングルを手ほどきした人から「これのおかげで人生が変わった」と喜ばれて、生きる意味を感じています。
ゼンタングルを描いてSNSにのせると、世界中の人からいいねやコメントがもらえますし、ゼンタングルのコミュニティは寛大でお互いを認めあってほめあう人が多数です。ゼンタングル自体に「間違い」や「失敗」「順位づけ」がないんです。なので、ゼンタングルを描いたものをアップして#zentangleをつけると、かんたんに他の人とポジティブなコミュニケーションができます。私も描いたものをアップするといいねがたくさん来てフォロワーさんもうんと増えました。ゼンタングルのコミュニティはほんとに居心地が良くて、先日も描きはじめて半年の生徒さんが、はじめて描かれる生徒さんに「びっくりするくらい良い人ばっかりなんですよ〜!」とおっしゃってました。私も、ワークショップをするたびにそれを感じます。以前ワークショップを開いていたカフェの店長さんが「皆さんお店にいらっしゃるときのお顔とゼンタングルを描いて変えられるときのお顔が全然違っててびっくりします!」と仰ってました。一緒に描く喜び、認め合う心地よさが人を安心させてくれるんだと思います。
みなさんもぜひ、ゼンタングルを描いて#zentangle をつけて投稿してみてください。
ふるはし美鳥