プロジェクトパック

pp16day7


ゼンタングルプロジェクトパック16の7日目、マリアさんの新しい提案です。
CUBINEキューバインというタングルは、これまでグリッド(網目)の中に描かれるタングルでした。
今日の提案ではCUBINE”FRONDS”キューバインの葉っぱ、みたいな言葉ですが、もっと有機的な、植物のような自由に生えていくイメージのタングルになりました!
美しい作例が何枚も紹介されます。
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感謝でスタートして、茶色の丸タイルに描きます。
先の丸いペン、描けなくなったボールペンなどで、カーブを。三日月のように。
これを折って、ハサミで三角に切ると菱形になります。動画を見てもらうと早いdす。

ムーかのように、生えていく形になります。野生的でクレージーな感じに。自由に伸びるイメージで、カイト凧の様に描きます。
動画をご覧ください。今回はハサミで切り抜いた菱形からスタートしますが、本来は真ん中の線からスタートします。あとでこの方法でも描かれます。
ハサミで切り抜いた形と、元のカーブが面白く組み合わさって、ボーダーとくっついたキューバイン、みたいになりました。
キューバインフロンズは、根元をくっつけて一つの種から生え出たようにします。「直線とカーブの両方が入っていて面白いね。」とリックさん。

ホリバースタイル、後ろにどんどん書き足す手法で、ボーダー、キューバインフロンズ、と組み合わせて描くと、編み込まれたような複雑な感じになります。
マリアさんが「見た目の複雑さと、構造のシンプルさの両方が同時に倒しめるので、何度もオーラを描くのは楽しい」とおっしゃってます。
オーラはその前に書いた線の形を真似て描くだけなので、書き方はシンプルですが、書き上がるととても複雑に見えます。
リックさんが「自然の中にはオーラがいっぱいあるよね」と。

「それぞれ自分のタイルの中でバランスをとって増やしていってね。」とまりあさん。あまり考えないで感覚的に増やしておられます。

「グリッドの中に描かれてた時にはなかった、アールデコっぽい感じが好きです。」と、キューバインフロンズについて感想をおっしゃってます。
自由に生えているようなキューバいんは、ずっとコンテンポラリー、現代美術のように見える と。確かに。グリッドの中にあるときは「模様」っぽかったのですが、生き物を描いたように見えます。

大体できたら、細部に。細かなオーラを足したり、隙間に丸を埋め込んだり。
この丸を描くときは、まず一番幅の広いところに一番大きな丸を書いて、上下に増やしていきます。小さな隙間は、今日はキューバインに大きな塗りつぶしがあるから、そことの対比でオーラにされました。
陸さんが「この丸を説明するとき、circle ではなくてorbと言ってます。」と。orbは丸い立体のことですが、circleは円です。きっちり円ジャなくて、ぎゅっと押したら潰れるような丸 と表現しています。なので、orb はよく潰れたり、歪んだり、大きさが変わったり、します。自由です。
広い隙間にはいろんなサイズの丸を詰め込みます。

オーラのベルト、ひとつはカーブしたシャタック、ひとつはストライピングで対比が美しいです。
とても単純で、とても効果的。ゼンタングルの特徴です。

さて、銀のペンでキューバインフロンズの左上と右下を塗ります。
今日は銀を使っていますが、シェーディングの見本みたいになります。
「光の方向を考えないで、パターンの一部として影をとらえます。」とマリアさん。「出来上がりを見たら、綺麗な模様として見えます。でも、一つの光源から光が照らされてるとしたら、こうならないです。」デッサン的に一つの光源からの光に照らされてるとしたら、辻褄が合わないように思われますが、パターンとして「今日は左上と右下に銀を塗る」と決めて繰り返すと、出来上がりはまとまって美しく見えます。これがゼンタングルの「影色を入れる」考え方です。
「ですから、影のグレーを入れます。と説明するけど、影を描きますとは、言わないです。」とマリアさん。

画面の下に、鉛筆で強いオーラを入れて、さっ筆でぼかし、上の方は白チャコを塗って、さっ筆で馴染ませました。
作業の間中「見て!ほら、なんて綺麗なの?!』みたいに、ずっと感動しておられます。これ、大事です。自分が描きながら、わあ〜綺麗だな〜って感動したら口に出す。素直に心が動くのを感じてそれに乗る。これは楽しくて素敵です。

サインを入れて、その後、」またはっきりさせるところにペンを入れて、、、仕上げの作業が続きます。これは細かなことですが、これをすると市内では全く完成度が変わります。

シンプルで、複雑な、美しい作品ができました。
私も今日描けたことに感謝します。

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